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母、救急搬送される(2日目)
2015.05/27 (Wed)
昨夜、ブログをアップした後のことです。母が入浴するというので、浴槽にお湯をはってあげました。
沖縄ではいつもシャワーですませて湯船につかることがないので
(それでも浴槽はあるんですよ、普通に)久しぶりの湯船です。
最初、お湯がぬるいのなんのと言うので、
私もバスルームに出入りして調節したりしてあげて、さてごゆっくりど〜ぞ!
となったのですが、30分たっても出ようとしないので
「そろそろ上がったら〜?」と声をかけたところ、
「うん」と返事をするのですが目を閉じて座ったままで一向に上がって来ません。
またしばらくして声をかけると、やはり「うん」と返事。
3度目くらいには「気持ちいいんだよ」と言うので
「もう知らない。好きなだけ浸かっていれば!」と思い放っておくことにしました。
それからしばらくした頃、バスルームからゴボゴボゴボッ・・・ゲホッゲホッと音が!
「どうしたの?!」と飛んで行くと、母の体が浴槽の中でズルッとずり落ちています。
「大丈夫?!ねぇ、大丈夫??」と声をかけると
目を閉じたまま「うん」とうなずくのですが、自分で体勢を立て直そうとしません。
これはどう見てもただ事じゃないと思い、浴槽の栓を抜いて排水し
フロントへ電話を入れました。
するとコンシェルジュの人がすぐさま上がって来て、
母に声をかけると目を閉じたまま母は「大丈夫」と応えはするのですが、
これは救急車を呼んだ方がいいと判断してお願いすることにしました。
ナント、生まれて初めて救急車に乗ることに!
救急隊が到着した頃には目を開けて話も出来るほどになっていたのですが、
自力で立ち上がれません。
話してみると自分が溺れかけたことも、
ついさっきバスローブを着たことも覚えていません(!)
そのくせ救急隊員には「矢継ぎ早に質問するさ〜」「年寄りの扱いを知らないね〜」
などと文句を言う事にかけてはシッカリしています(苦笑)
この時には写真撮る余裕も
すぐ近くの病院へ運ばれて検査をした結果、肺に水も入っていないし、
血液検査も特に異常ないし、若干血圧が高いものの大丈夫でしょうということでした。
おそらく疲れていた時に慣れない湯船に浸かったため血管が開き
脳への血流が悪くなって意識障害を起こしたのでしょう
という説明を受けてホテルへ帰れることになりました。
仕事が終わったマリリンも駆けつけてくれて、ほぉ〜〜っと二人で安心しました。
よかったよ、せっかくの豪華ホテルステイが病院ステイにならなくて。
ホテルに戻った母曰く
「天国に行きかけて帰されたさ〜。忘れられない想い出になったね〜(笑)」だって。
この人は絶対まだまだ長生きをすると思います★
(時々トンチンカンなことを言ったりするのが心配ですが。頭大丈夫?)
就寝ほぼ零時☆
そして本日2日目、タクシーとバスを使って我が家へと無事移動しました。
ナッチャンとピヨ子が駅まで迎えにきてくれて熱烈歓迎☆
かわいいさ〜♡
やっと曾孫に会えましたね。
ほ〜ら、ピヨ子、このエキセントリックばあちゃんが
ピヨ子のひいばあちゃんだよ。
あ〜やれやれ。