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逃亡者
2016.04/04 (Mon)
逃亡者 (1993年 監督:アンドリュー・デイヴィス 出演:ハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ)
この映画は、1960年代のアメリカテレビドラマシリーズの中でも
最も有名な「逃亡者」をベースとしたリメイク作品で、
医師リチャード・キンブルをハリソン・フォード、
連邦保安官補サミュエル・ジェラードをトミー・リー・ジョーンズが演じています。
ハリソン・フォードが若い!
そして、あ!宇宙人ジョーンズって本当に俳優だったんだ(笑)というのが最初の感想。
ジョーンズさんの出演した『ある愛の詩』も『メン・イン・ブラック』も
昔に観てはいるものの、その時は特に印象になく、
私の中で彼はその後の缶コーヒーCMに登場した宇宙人ジョーンズでしかありませんでした。
もちろん有名な俳優さんというのは聞き知っていましたが、
ちゃんと意識して彼の出演する映画を観たことがなかったものでスミマセン。
この映画で彼は「BOSS」と呼ばれていましたが、
これってわざとそういう吹替えにしたのかな〜。(CMがらみ?)
顔つきは硬めでもどこか愛嬌があって魅力的なのはCMと同じですね。
主人公のハリソン・フォードもいいけど、
ジョーンズさんのシーンの度に「お、出た!」と反応していた私でした。
私みたいなのおそらく多いと思います。日本のCMに出てヨカッタね、ジョーンズさん☆

さて、肝心の物語は・・・
外科医リチャード・キンブル(ハリソン・フォード)が帰宅すると、
妻のヘレンが家の中で何者かに襲われて死に瀕していた。
キンブルは犯人と思しき「片腕が義手の男」を撃退するが、
妻は既に致命傷を負っており手遅れであった。
キンブルは自分が取り逃がした義手の男について捜査するよう警察に懇願するが、
警察は死の間際のヘレンから受け取った通報の内容を誤解して、
キンブル本人を妻殺しの犯人とし逮捕する。
キンブルは無実を証明することができず、死刑判決を受けて刑務所へと移送されることに。
しかし、その途中ほかの囚人たちが逃亡を企て、
護送車が列車と衝突し爆発炎上するという大事故が発生する。
キンブルは混乱に乗じ、妻を殺害した真犯人を自らの手で見つけて
無実を晴らすため逃亡者となる。
一方、いち早く脱走した囚人がいることを突き止めた
警部サミュエル・ジェラード(トミー・リー・ジョーンズ)はキンブルを追跡する・・・
というお話。
追う者と追われる者の立場の二人の男。
そして、真犯人は誰で目的は何だったのか?の解明。
この二つが映画の見どころで面白いところです。
本作でアカデミー助演男優賞に輝いたトミー・リー・ジョーンズの
魅力に触れられるのもこの作品の良いところ。
あれ?ハリソンさんそっちのけでジョーンズさんのことばっかり書いちゃったよ〜。
★★★☆☆
原題: The Fugitive
