ウォーキング・デッド (season 5)
2016.05/09 (Mon)
ウォーキング・デッド (season 5) 全16話 (2014年 アメリカテレビドラマ)
昨年の1月にこのテレビドラマシリーズにはまってシーズン1から観続け(DVD)、
最新のシリーズ5も早く観たかったのだけど、
まとまった時間のある時に一気に観ようと思っていたらなかなか機会がなくて、
ようやくこの連休中に全16話観ることが出来ました。
もう観ている間中、心拍数上がりっぱなし。
ジェットコースターすら乗らなくなった昨今、
こんなに心臓がバクバクすることはそうありません。
以前の記事(2015.01.31)にも書きましたが、
本作は “ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる黙示録的なアメリカで、
元保安官リック(アンドリュー・リンカーン)が生存者たちと共に
救いの地を求めて旅を続けていくパニック・サバイバル・ドラマです。
「え〜?ゾンビ?趣味じゃないわ」と思うむきも多いかと思いますが、
ただのゾンビドラマと思うなかれ!
ゾンビ・・はい、たしかにコヤツら気持ち悪いです。
なんせエミー賞メイクアップ賞を受賞したほどのクオリティの高い特殊メイクなもんで。
そのゾンビ達と戦うシーンもコワイですが、本当にコワイのはゾンビより人間!
社会の安全が破壊され秩序を失った世界で生存者たちは、
ともすると人間性さえ失ってしまうのです。時に人間の敵は人間。
極限の状況下では容易く人を信じられない。そんな中で選択を迫られ、理性を失くしたり、
道徳心に対する大きな疑問を投げかけられたりするのですが、
そんな極限にあるからこそ生き残った人間同士にひとたび信頼が生まれた時、
それはダイヤモンドより固く、美しい絆となり、観る者を滂沱させてしまうのです。
さまざまな葛藤や過酷な生活を通して、生きるために必要な愛や強さを描いている本作に
グッと心を掴まれて止みません。これはゾンビドラマではなくヒューマンドラマなのです!

映画さながらの壮大なストーリーとハイレベルな映像クオリティは、
『ターミネーター』や『エイリアン』の製作総指揮のゲイル・アン・ハードを筆頭に
強力な製作陣の集結によるものだそうです。
いったいシーズンいくつまで続くかわかりませんが、
彼らの・・いや、人類の運命を最後まで見届けたい!と思ってしまうワタシです。
あ〜、これって、やっぱり絶対オススメ☆
気持ち悪いのを我慢して(すぐゾンビには慣れます)多くの人に観てもらいたいわ〜。
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名文
>極限の状況下では容易く人を信じられない。そんな中で選択を迫られ、理性を失くしたり、
道徳心に対する大きな疑問を投げかけられたりするのですが、
そんな極限にあるからこそ生き残った人間同士にひとたび信頼が生まれた時、
それはダイヤモンドより固く、美しい絆となり、観る者を滂沱させてしまうのです。
さとちん!すごい名文よ!
さとちん、すごい!
もうこれだけで圧倒されてしまって、観なくちゃって気になったわよ!
ゾンビより人間が怖いと言うヒューマンドラマ、、、!
こないだ、Cubeっていうカナダの映画観たんだけど、それは、極限状態の中で、みんな人間性を失っていってしまうのよ。それで終わるんだけど、それとは違って美しい絆が生まれてくる映画なのかしら!
- Comment by: きたあかり
| 2016年 05月09日 |
Re: つかりこさん
あら、まあ。つかりこさん、続けてご覧になられていたんですね。
ご家族のウケも悪いので旅の仲間から離脱されたのかと思っておりました。
よかった〜!つかりこさんにも観てもらいたかったのよ〜。
一緒に旅の行く末を見届けましょうぜ!
あ、バニーマンさんの返コメでジェットコースターのこと書くの忘れてた★
へぇ〜すごい!つかりこさん、フリー・フォール乗ったことあるんですね。
私は若い頃はジェットコースターって平気でしたが
母親になって以後はまるっきりダメになりました。
精神が保守的になったんだと思います(子育てするために)
今じゃ浅草の花やしきのコースターでもこわいもん(汗- Comment by: さとちん
| 2016年 05月10日 |