バタフライ・エフェクト
2016.05/28 (Sat)
バタフライ・エフェクト (2004年 監督 エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー 出演:アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット、エルデン・ヘンソン、メローラ・ウォルターズ)
以前から観てみたいと思っていた作品でしたが、いや〜、おもしろかった〜!
どんな内容かというと・・・
エヴァン(アシュトン・カッチャー)は少年時代、
記憶が時々飛んでしまうという症状に悩まされていた。
そこで医師のアドバイスにより日記をつけることにする。
やがて大学生になり、症状も治まりすっかりよくなったように思えたある日、
過去の日記を読み返した彼は失った過去の記憶を突然取り戻した。
しかも、タイムリープして過去へ戻り、やり直す事ができるのだった。
エヴァンは抜け落ちた記憶を埋め直し、
愛する幼なじみの彼女ケイリー(エイミー・スマート)を救うため
幾度も過去へと戻るのだが、結局、彼女を救うことで他の誰かが不幸になり、
エヴァン自身と幼なじみたちのその後の人生が大きく狂いだしてしまう・・・
というお話。

う〜ん、私自身は過去のあの時に戻ってもう一度やり直したいとは考えない質です。
どんなにイヤなことがあっても、どうせもはや過ぎたこと。
またやり直すなんてシンドイし、面倒くさいよ。
でも、エヴァンの愛する人のために・・という気持ちはよく理解出来ます。
が、人生そんなにすべてが思う通りにいくわけはないワケでして、
あちらを立てればこちらが立たず。
まさに「バタフライ・エフェクト」これね↓
「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」
= 初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、
という意味のカオス理論の一つ。
で、結局、エヴァンが考えた究極の策が映画のラスト部分(気になる人は映画を観てね)
これでもうエヴァンはケイリーの人生を自分の責任のように
思い悩むことがなくなるわけですが、ちょっと・・・いや、かなり切ないですね。
DVDには別エンディングが2つ(3つ?)収められているようですが
(残念ながら観損ねました★泣)わたしゃ映画公開版のエンディング以外ないと思います。
ほかのエンディングはネタバレ記事をさがして読んでみたけど
公開版以外は私に言わせれば駄目ダメです。公開版に落ち着いてよかった。
出演者は全員私の知らない俳優ばかりでしたが、ケイリー役の女優さんスゴイ!
ケイリーのいろんな人生ごとに見た目が全然違う!
お嬢様風からヤサグレ風まで、いろんなケイリー。まるで別人のよう。
あぁ〜、人生の送り方で人ってこんなにも風貌が変わってしまうのねぇ。
アメリカの16代大統領リンカーンは
「男は40歳になったら自分の顔に責任を持たなくてはならない」と言ったそうですが、
男に限らず人の生き様は顔や物腰に出るのかも。
私もお嬢様な暮らしをしていたら、今頃、セレブでマダム風になっていただろうか?!
ともかくこの作品は、とてもよく出来ていて面白かったです。
最初、記憶を失っている部分の過去にのみ戻れたはずが、
後半は記憶の存在している部分にも戻ってしまっているという、
アレレ? なところもありますが、そういう矛盾があってもなお楽しめました!
★★★★★
原題:The Butterfly Effect
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Re: つかりこさん
> 鏡を見てみましたが・・・
> う、ろくな人生を送ってきていないことがわかりますわー。(汗)
うぷぷ☆ いやいや、そんなこともないんじゃない?
こういう話の時、引き合いに出すのがジャニーズの面々ですが(わかりやすいので)
デビュー時の若い頃より歳を重ねていくにつれいい顔になっているように思います。
(中には例外もいますが★品のない顔つきになる人が)
シワとかシミなんて関係なく、それすら味わいになっていくって
男の人って得だな〜と思います。
その点、女はソンだな〜。ピヨ子と自分の手を見比べてギョッとしますもん。
かつてはワタシもこんなだったのにぃ〜〜変われば変わるものだわ★- Comment by: さとちん
| 2016年 05月29日 |