エントリー目次
- さっぱり味の韓国冷麺 [2016. 07/31]
- 15thアルバム「醒めない」 [2016. 07/30]
- ウォーキング部☆歩きスマホ人口高し [2016. 07/29]
- 平日の格安料金プランにつられて名コースへ [2016. 07/28]
- アメリカン・ビューティー [2016. 07/27]
- Nさんアドバイスありがとう早朝ラウンド [2016. 07/26]
- ピヨ子、お掃除ご苦労さん! [2016. 07/25]
- 量は少なく品数多く [2016. 07/24]
- ミツバチのささやき [2016. 07/23]
- ウォーキング部☆涼しくて快適 [2016. 07/22]
- トマトときゅうりと卵の炒め物が手軽で美味しい! [2016. 07/21]
- ピヨ子、おにぎり おにぎり♪ [2016. 07/20]
- クライム・ヒート [2016. 07/19]
- フレーバーウォーター、飲んでみる? [2016. 07/18]
- SUPER8/スーパーエイト [2016. 07/17]
- ウォーキング部☆心の健康を重視する [2016. 07/16]
- 「旅の重さ」「吉原幸子全詩 I」:私の思い出話 [2016. 07/15]
- ポーの一族 復刻版 [2016. 07/14]
- 切り戻したペチュニアが咲いた [2016. 07/13]
- ピヨ子、3代揃って体調不良だねぇ★ [2016. 07/12]
- ボディ・スナッチャー/恐怖の街 [2016. 07/11]
- 2ヶ月遅れの誕生日プレゼント [2016. 07/10]
- 私のイチオシの最高のすき焼き☆ [2016. 07/09]
- 17歳の肖像 [2016. 07/08]
- 2016年夏☆美味しいもの届く [2016. 07/07]
- パンズ・ラビリンス [2016. 07/06]
- ピヨ子、シチューよりカレーでしょって? [2016. 07/05]
- シッピング・ニュース [2016. 07/04]
- ブルーベリーと扇風機 [2016. 07/03]
- ファイト・クラブ [2016. 07/02]
さっぱり味の韓国冷麺
2016.07/31 (Sun)
7月も今日で最後。雲がぷかぷか浮かぶ青空、窓からは盛大に聞こえる蝉の鳴き声は、
ザ・夏休み ってかんじ。
こういう日は、冷やっこいお昼ごはんがいいよね。
そうだ、そうだ!前にコストコで買った韓国冷麺が残っていたはず。

これの麺って、1分で茹で上がるチョー最速の細麺。
上に乗せるトマト、ハム、きゅうり、ゆで卵、そしてキムチを先に用意してから
麺をサッと茹でます。
日本の麺とちがって黒っぽいのは何故かしら?
小麦粉のほかにそば粉も入っていると書いてある。細いのにコシが半端ない。
スープはさっぱりとしたほのかな酸味。
食べるときに添付されているニョクマムソースで辛さを調節しながらいただきます。

うん、おいし〜♪

15thアルバム「醒めない」
2016.07/30 (Sat)
昨日、マリリンからスピッツの新しいアルバムは買ったかとメールがきた。いや、買ってないと返信すると、買いなよ〜とウルチャイ★
自分で買ってママにあげるとか、そういう気の利いた発想はないのか?
そりゃ私だって新曲出たな〜と気になってはいたわよ、3年ぶりのアルバムだし〜。
う〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
気になったらますます気になって、今日とうとう買ってしまった!

あ〜、やばい。やっぱスピッツはいいわ〜♪
フォレスターのCMソング「ヒビスクス」と
ドラマ『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』の主題歌「コメット」も入っている♪

初回限定版には「みなと」「醒めない」「ヒビスクス」のミュージックビデオ
+撮影オフショット(約15分予定)収録の映像DISCが付いている♪
今からじっくり聴きます☆

ウォーキング部☆歩きスマホ人口高し
2016.07/29 (Fri)
今日、この夏初めてクーラーをつけました。くぅ〜、涼しいぞ、文明の利器め☆
快適だけど、体の芯がやっぱり冷えてくるな〜。
温度変化に弱いワタシは頭痛もしてきたぞ。まずい★
さぁ、夕方になって少し気温が下がって風も出てきたところで、
クーラーを止めて、ウォーキングへレッツゴー!
今週は2度もラウンドして、せっかく運動癖もついているから
出来るだけこの状態を維持したいな。
金曜日の今夜、アルコールを心置きなく楽しむためにも、歩かなきゃ〜。
ウォーキングコース(遊歩道)を歩いていると明らかにポケモンGoをやっている
と思わしき人何人かとすれ違いました。
普段ならウォーキング中、頻繁にスマホを出して景色や道端の植物の写真を撮る私ですが
今日はゲームをやっていると思われたくなくて
公園に着くまでスマホはバッグにしまったままでいました。


休憩場所のパン屋さんで部員しょこちゃんに、
ポケモンGoの過熱ぶりすごいね〜と話したら、アメリカでは早くも下火らしいよって。
ホントに?
ともかくだ、大きな事故が起きないうちにほどほどに沈静化した方がいいかもね。

ウォーキングして家に帰ったら頭痛が治まっていました。
やっぱり体が冷えて血行不良になるのが頭痛の原因なのかしらねぇ。

平日の格安料金プランにつられて名コースへ
2016.07/28 (Thu)
気象庁は、関東甲信で梅雨明けしたと見られることを発表したそうですね。そんな本日、足をのばして遠くのゴルフ場でラウンドしてきました。

ここは、日本の名だたる名コースの設計を手掛けた名匠・井上誠一によるコース。
しかも9月には女子プロの大会が開催されるような場所で、

普段の土日はとてもお高くて私らなんかプレイするのに躊躇するのですが、
ツレアイが平日のシルバー&レディスの格安セット料金プランを見つけたと言うのです。
だ〜か〜ら〜、アタシは暑い時期にはラウンドなんかしないって言っているのに〜、
・・・んん? おっ、でも待てよ、本当にそれってスゴ〜クお得なプランだ〜!!
こ、これは熱中症で倒れても行くしかないか?
ってことで出かけてきました。
ツレアイよ、還暦の恩恵(シルバー料金)を受けられてよかったわね、アナタ。

う〜ん、やっぱり大会が開かれるような場所だけあってコースは整備されていて美しいし
それに・・・難しかった★汗
特に後半にまわった本丸コースはグリーンが砲台だったり2段だったりが多くて、
アプローチに四苦八苦しました。
昼頃から急に気温が上がって蒸し蒸ししだしたのも体力的にもキツかったな〜。
あ、それとバッグの中にしまっておいたオニギリもカラスにやられるという災難に(泣)
カラスめ〜! くしょお〜〜〜!
これまでにカラスの被害に遭ったのは3度。
まったくあやつらときたら悪知恵が働いて憎たらしいかぎり!
まあ、そんなこともありましたが楽しくラウンドすることができました。
ただ、ちょっと遠かった。行って帰ってきて約12時間はさすがに疲れました。
ま、安かったから我慢しなきゃね。ふぅ。

アメリカン・ビューティー
2016.07/27 (Wed)
アメリカン・ビューティー (1999年 監督:サム・メンデス 出演:ケヴィン・スペイシー、アネット・ベニング、ソーラ・バーチ、ミーナ・スヴァーリ)
先日観た『シッピング・ニュース』のケヴィン・スペイシーが良かったので、
彼のほかの出演作も観たいなと思って選んだのが本作。
観始めは、このスケベな中年オッサンが〜!と思ってクスクス笑いながら観ていましたが
終盤になると奥の深さに唸ってしまいました。ちょっとね、これはね、問題作ですね。
あらすじは・・・
シカゴ郊外に住む42歳のレスター(ケヴィン・スペイシー)は広告代理店に勤め、
一見幸せな家庭を築いているように見える。しかし、職場ではリストラ対象にされ、
不動産業を営む妻のキャロライン(アネット・ベニング)からは馬鹿にされ
夫婦仲は冷めきって、娘のジェーン(ソーラ・バーチ)は典型的なティーンエイジャーで
父親のことを嫌っている。そんなレスターは、娘のチアリーディングを見に行って
娘の美しい友人アンジェラ(ミーナ・スヴァーリ)に恋をしてしまう。
それをきっかけに、諦めきって死んだような生活を送っていたレスターは変化していく。
そして、彼の家族と周囲もまた偽りの均衡を崩していく・・・
といった話。
う〜ん、脚本が上手いと思います。コミカルなすべり出しにつられて観ていくうちに、
どこにでもありそうな家族の不均衡が露わになり、
どんどん亀裂が大きくなっていくのに目が離せなくなっていき、
最後の悲劇の引き金は・・・そう来たか!

出てくる人物の誰もが自分をどこか偽り、人生を取り繕って生きています。
誰だってそんなふうにはなりたくなかったはずなのに、
最初はみんな “幸せ” からスタートしたか目指したかしたはずなのに・・・
なぜ斯くもズレていってしまうのでしょうか。
これ読んでいるアナタも、多かれ少なかれ、こんなはずじゃなかったのにと思う経験
ありませんか?
「ボタンの掛け違い」って言葉があるけど、人生って時に掛け違いに気づいて
掛け直そうと思っても、遅すぎたり方法がわからなかったりで直せないことがままあります。
夫婦間でも親子間でも。個人的な趣味嗜好でも。
だからって破滅的な道を選択することはないと思うんだけどね。
残念ながら破滅的な道を選んだ者によってレスターの本当の再生が閉じられたことが
悲劇でありました。でも、彼が言葉に出して「幸せだ」と言えたことはとても救いでした。
あの言葉があったからジメジメドヨヨ〜ンとした気持ちで観終わらなかった気がします。

ケヴィン・スペイシー、やっぱ良いな〜。
ほかの俳優女優陣も一癖も二癖もあるキャラを見事に演じていて拍手です!
これは映画だから〜、それにアメリカだしね〜
と他人事として観ちゃいますけど、
でも、家族の崩壊より何よりももっと違うものを考えさせられるから
映画にぐぐぐっと引き込まれたような気がします。
夫だったり妻だったり、娘だったり息子だったり、親だったり・・・
いろんな立場にたって自分の中の火種みたいなものを感じさせる作品ではないでしょうか。
この作品は、第72回アカデミー賞で作品賞を受賞しました。
でも、カップルや夫婦で観るには、どうかな〜?(汗)と思う作品です。
いや、あえて一緒に観るべきよ!という意見もあるかもしれませんが、
個人的には取り扱い注意かな(笑)
★★★★☆
原題: American Beauty
Nさんアドバイスありがとう早朝ラウンド
2016.07/26 (Tue)
今日はゴルフに行ってきました。7〜8月は熱中症の心配があるのでゴルフはやらないつもりでしたが、
このところの涼しさに気をよくしてお誘いにのってしまいました。
涼しいという理由のほかに、今日初めて一緒にラウンドしたNさんは
最近ツレアイが知り合いになった体育の先生。
体育の先生?! きっとお上手に違いない!
これはラウンド中いろいろ教えてもらえるかもしれない?という下心もあったのです。
上手な人から受けるラウンド中のアドバイスはとっても参考になるのよね。

お天気が心配でしたが、時々雨がポツポツとはきたものの降られるという程ではなく、
私的にはこの季節の快晴より今日くらいの天気の方を歓迎します。
朝、4時起きで出発し、6時15分にはスタートしました。
遠くの空にまだ朝焼けが残っています。

今日はすべり出し快調☆
池ポチャもバンカーもありましたが、パーもとれたし、なかなか良かった♪
後続組がいなかったので、途中でNさんからレッスンも受けられて大満足☆
やっぱり体育の先生だけあって教えるのが上手いな〜。感謝。
「これならすぐ100切れますよ」なんておだてるのも上手い(笑)
あ、バレちゃいましたが、未だに100が切れない私です。とほほ。

しかし、今日のプレイ料金はチョー格安で驚いた。
早朝で、セルフで、ロッカー無しだとこんなに安く回れるのね。
ふむふむ、また来てもいいな〜。
午前中には解散し、Nさんとツレアイの二人はそれぞれ仕事に出かけました。
ご苦労さまでございます。

ピヨ子、お掃除ご苦労さん!
2016.07/25 (Mon)
しばらく前にナッチャンが教えてくれたのだけど、車に乗っていてうちのマンションが近づくと
後ろのチャイルドシートでピヨ子が「Baba!Baba!」と言うんだそうだ。
どこの景色の何を目印にしているのかはわからないが、
Babaのうちを覚えていてくれているのは嬉しい♪
そんなピヨ子さん、今日も朝から絶好調☆

今朝のおにぎりは、とろろ昆布入りマヨおにぎりだよ。
今日も「うまい!」と言ってくれてありがとう。(今日は、1×うまい! だった)

食べた後は、お花の水やりと拭き掃除。
ははは、拭き掃除の方はカタチばっかりだけどね、ご苦労さん。

さあ、そして今日もお散歩に出かけよう!

途中、ラベンダーをくんくんするのを欠かさないねぇ、ピヨ子。

ひとりで滑り台の階段を上ったり、

ふたりでホール(建物)の周りでいないいないばあをしたり、いっぱい動き回ったね。


汗かいたので帰りのお買い物の時に二人でアイスを買って食べた。
これは、お母さんにはナイショにしとこう★

Babaんちへ戻って、お昼寝の後お昼ご飯食べて、
絵本読んだりお絵描きして遊んだ。

クレヨンの筆圧が、この前よりぐ〜んと強くなって
しっかりとした線を描けるようになっているのでビックリした。

Babaが疲れてうとうとしていたら、気づくとピヨ子まで隣りで寝ていた(汗
え〜? 本日2度目のお昼寝? その間たったの3時間半だよ〜?
お日様にあたるとそれだけで疲れるからねぇ。まあ、いいや、オヤスミ。
その間にBabaはブログアップだ。それっ!

量は少なく品数多く
2016.07/24 (Sun)
健康のために「1日30品目を食べましょう」というけれど、私はそんなに食べていないと思う。
数えてみれば確かだけど、数えるまでもない。
夕方になると時々ツレアイから「晩ご飯なに?」とメールが届く。
相当腹ペコなんだろうと思って、そういう日は張り切って用意するのだけど、
9時過ぎに(10時過ぎることも)帰ってきて、いざ夕食を出してみると
「多いな〜」と言って残したりすることがある。
多い? さっき同じ量を私はペロリと食べたんだけどな〜(汗)
寄る年波、食事量が減ってきているのかもしれない。
それに、ツレアイは煎餅&あられ系が大好きで、
食後のデザートにそれらをつまむのを楽しみにしている。
だから、胃袋にその分の隙間を残しておきたいという算段もあるんだろうけど。
そう、それで度々そういうことがあったので、このところ1汁2菜はやめている。
まあ、それはそれで私もラクでいいんだけど、
だけど・・・1汁1菜じゃ栄養バランス的にどうなんだろ?
今年の健康診断の結果は、2年続きでコレステロール値高めだったよな〜。
そんな時、友人しょこちゃん家では最近、おかず(惣菜)をいくつか作り置いて
それを食べるようにしているという話を聞いた。
それはラクそうでいいと思ったけど、うちは前日と同じおかずの鉢(皿)を出すと
なかなか手が伸びないから難しいな〜と考えた。
で、しばらくして、またその話題になった時、
残り物感があると手が伸びない箸が進まないのよ、という問題点を話すと、
その解決法として各自の大皿にちょんちょんちょんと数種類盛りつけて出せば
否応無しに食べるから大丈夫!というのだ。
な〜るほど☆
たしかに、前日と同じお惣菜の鉢が食卓にいくつも並んでいたら、
またこれ?と思って手が伸びないかもしれないけど、
カフェっぽく大皿に乗せてしまえば(先日行ったMUJIカフェっぽく?)
残さず食べてくれると思う。

それと、いっぺんに数種類まとめて作らず、新しい品が大皿に1品は乗るように
毎日作り足してローテーションしていけば目新しさも加わって箸も進むじゃない?
量は少なく品数(品目数)は多く、そして手軽。
こりゃいいかもしれない♪やってみよう!
と、料理本と保存容器を買ってきたけど・・・

あちゃ〜、その前に冷蔵庫の中の整理をしなきゃ保存容器が入りやしない。
まず、ここからであった★くじけそ〜。

ミツバチのささやき
2016.07/23 (Sat)
ミツバチのささやき (1073年 監督:ビクトル・エリセ 出演:アナ・トレント、イザベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス)
この映画は日本公開当時(1985年)から観たいと思っていて、
やっと観ることができました。
以前、つかりこさんの情報でDVDは無いと聞いていたのですが、レンタルDVD屋で発見!
神様、ありがとうございます。観たかったんですよ、これ〜。
物語は・・・
舞台は1940年、スペインの田舎の小さな村。
フランコ政権軍が人民戦線政府に勝利し、スペイン内戦が終結した直後のこと。
6歳の内気なアナ(アナ・トレント)は、父フェルナンド、母テレサ、
姉イサベル(イザベル・テリェリア)と暮らしている。
仲の良い姉妹だが、イサベルは騙されやすいアナをからかってばかりいる。
ある日、移動映画が公民館にやってきて『フランケンシュタイン』が上映される。
アナはすっかり虜になり、家に帰ってベッドに入った後も姉のイサベルに
「なぜ、彼は彼女を殺したの?なぜ、みんなは彼を殺したの?」と質問する。
少しお姉さんのイサベルは、あの少女もモンスターも実は死んでいない、
映画は全部作り話なんだけど、モンスターは精霊のようなものだから、
一度友達になってしまえば目を閉じたらいつでも会えるしいつでも呼び出せると言い、
学校帰りにアナを連れて廃墟となった家畜小屋に行き、ここが精霊の家だと教える。
後日、度々ひとりで廃墟を訪れるようになったアナは、
ある日、負傷して廃墟へと逃げ込み隠れている一人の逃亡者を見つける。
そして、食べ物や父の上着を届けていたが、間もなく逃亡者は追っ手に見つかり殺された。
警察から事情を尋ねられた父フェルナンドは、家で食事の際、
逃亡者にあげた上着に入っていた時計を父親が持っているのを見て顔色を変えた
アナの様子がおかしいことに気づく。
アナが廃墟に行くと逃亡者はおらず、血の跡があるのみ。
振り返ると父がそこにいて、アナはそのまま走り去り一晩中森をさまよう。
森の中でアナは映画で観たモンスターと出会う。翌朝、アナは無事発見される。
アナは夜中に自分の部屋の窓を開け放ち、イサベルに教えられたように精霊に呼びかける。
「私よ、アナよ・・・」
・・・といったお話です。

もうね、観たひと誰もがまず最初に口を揃えて言うんじゃないかと思うのが、
「アナがめちゃくちゃ可愛い!」
一見、男の子だか女の子だかわからないような中性的な顔立ちに
こぼれんばかりの大きな瞳。
あれは演技しているの?していないんじゃない?そのまんまじゃないの?みたいな
表情や動きの自然さ。素晴らしい!
ともかくこの作品は、主演のアナちゃんなくしては有り得ないくらい
彼女の存在が大きく光り輝いています。

そうそう、それとアナとイサベルの着ている服がよかったな〜。すんごく私好み☆
うちのピヨ子にもあんな格好させたいくらい。

そしてまた、映像の美しいこと。どこを切り取っても一枚の素敵な絵葉書になりそう。
風景は寂寥としているのだけど、それでも美しい。あ〜行ってみたい。好きだな〜。

この映画はアナちゃんと映像の美しさに見とれているだけでもいいのですが、
お話のバックグラウンドを知っていると観方がかなり違ってくると思います。
私はちょうど最近『パンズラビリンス』を観たばかりなのですが、
舞台の時代は両方とも同じ頃なんですね。どちらもスペイン内戦が終結した直後です。
『パンズ〜』では少女オフェリアの義父がレジスタンスの残党を掃討するのですが、
本作『ミツバチ〜』に出てくる負傷した逃亡者もおそらく
反フランコ政権軍の兵士だったのでしょう。
スペインでは戦争が終わってもまだまだ言いたいことが自由に言えない時代が続きました。
この映画が撮られた頃(1973年)もまだ民主化には至っておらず
公に政権批判をするのは厳しかったそうです。
監督は登場人物に世情を映してこの作品を撮ったようです。
原題のEl espíritu de la colmenaは「蜂の巣の精霊」という意味ですが、
内戦後の国政に対する微妙な批判をささやくように描いたこの映画、
邦題の『ミツバチのささやき』はあっぱれなネーミングだと思いました。
★★★★★
原題:El espíritu de la colmena
ウォーキング部☆涼しくて快適
2016.07/22 (Fri)
ひと頃の暑さはどこへやら?一昨日から涼しい日が続いている。薄曇り、涼風・・・絶好のウォーキング日和ではないか☆
ということで、今日は午後3時半からウォーキングスタート。

木のトンネルの下は、ジージージージーとうるさくクマゼミ?の声が降り注ぐ。
蝉が鳴いたらもうすぐ梅雨明けだな〜。梅雨が明けたらこんな涼しさとはサヨナラだな〜。
そんなことを考えながら歩く。あっ、道端の草ボーボーが刈り取られている!
あ〜、つかりこさんがアップしていたワルナスビの花の写真を
私も載せようと思っていたのに、無いよ〜。
まるで「こ、これは誰かがジャガイモかナスを道端で栽培しているのか?!」
と訝しんだほど咲いていたのに〜。もう無い〜。ホントに全部刈られちゃったの〜?
目を皿のようにして下を向いて歩いていたら、1輪だけ発見。しかもショボイ。

その代わりというか、なんだかわかんないキノコが勢いよく生えている木の株を発見☆

公園の入り口付近には、まだ青い栗のイガがたくさん落ちているのを発見☆

下を向いて歩いていると結構おもしろいものが目に留まる。
でも、お金は落ちていなかった・・・(残念)。


今日は、なんだか甘いパンが食べたいな〜と歩きながらずっと思っていたので、
クリームの乗っているデニッシュと紅茶にした。はぁ〜、ホッとするわ。

今日はしょこちゃんも私もお夕飯の心配をしなくていいので、
ゆっくり1時間ほどお茶して解散した。
お店を出ても涼しいので歩くのに快適だった♪

トマトときゅうりと卵の炒め物が手軽で美味しい!
2016.07/21 (Thu)
最近、暑くなってきたせいか、お昼にそうめんを茹でて食べることが多くなりました。ツレアイのお弁当の日は自分用にもおかずを取っておくのですが
(弁当に詰めるより自分用の方が分量多いことも★汗)
週に何回かは要らない日もあったりして、
そういう日の昼食は簡単なもので済ませてしまいます。目玉焼き丼とか(笑)とにかく粗食。
そんなもんだから、レンチンする冷凍ご飯すら無い時は、
そうめんやうどんになることが多いです。
麺類の場合も茹でた麺に卵黄を落とすのみのチョー粗食スタイル。
時々考えます。もし私が一人暮らしだったら、すごく不健康な食生活なんじゃないかしらと。
でもね、たとえ孤食でもこんな食事ではよくないと、実はこれでも反省しているのです。
出来れば自分のためにも簡単でいいから、でも丁寧に、料理を作って食べたいな〜
と思ってはいる・・・のですが、食いしん坊のくせに面倒くさがりの自分に負けています。
そして、今日も弁当無しの孤食Day。
しか〜し、今日の私は違うぞ!卵かけそうめんじゃないぞ☆
友人マッチのブログ記事に美味しそうで、しかも手軽そうな料理が紹介されていたので、
今日のお昼はそれを見てちゃんと料理しました。自分のために!
だって、材料がね〜、卵ときゅうりとトマトだけでいいのよ。
これ全部冷蔵庫に入っていま〜す♪
そして、これがとーっても簡単な材料と手順なのにすごく美味しかったのです。
マッチは新聞記事を見て作ったと紹介していましたが、
私もその紹介をさらに紹介してしまおうと思います。
こういうの、最近の言葉で「拡散」て言うんでしょ? ソレ、かくさ〜ん!
【 材料 】1人分にアレンジしました☆
卵 2個
きゅうり 1本
トマト 中2個
ごま油 適宜
砂糖 大さじ1.5
醤油 大さじ3
ベトナムラー油 小さじ1/3 (豆板醤でも唐辛子でも何でも)

【 作り方 】
1)熱したフライパンにごま油を入れ溶き卵でスクランブルエッグを作り、
ボールに取り分けておく。
2)同じフライパンにごま油を適宜足して、1センチの斜め切りにしたきゅうりと
6〜8等分したトマトを炒め、砂糖と醤油を加え3〜4分煮る。
(だいたい、きゅうりの断面の色が変わる程度まで)
3)取り分けておいた卵とラー油を加え、大きく混ぜ合わせて出来上がり。
※ ポイントは、スクランブルエッグは大きく柔らかめに作っておくことと、
キュウリの歯ごたえを失くさない程度に煮ること、かしら?


この時期の沢山出回っているトマトときゅうりを使って
手軽で美味しく作れるのでオススメです。騙されたと思って試してみてください。
マッチさま、美味しい料理を教えてくれてありがと〜♪


《 一昨日のお弁当 》
ミニトマト
ゆで卵
キュウリ入り竹輪
インゲンの胡麻和え
イカとパプリカの炒め物

《 昨日のお弁当 》
ミニトマト
卵焼き
インゲンの胡麻和え
生姜の漬物入り竹輪
ハンバーグとニンジンの麺つゆ煮
塩鮭
ピヨ子、おにぎり おにぎり♪
2016.07/20 (Wed)
おにぎりが出てくる絵本のページを開くと、ピヨ子は決まっておにぎりを握る仕草をする。私がピン☆ときて、
これっくらいの お弁当箱に
おにぎり おにぎり ちょいとつめて♪
と歌うと、「おにぎり」と「すじのとおった ふーき」のところだけ、
小さい手で動きをつけた。
保育園で先生が手遊びうたを歌ってくれるのを見て覚えたのだと思う。
右手で左の掌から肘のあたりまでサッと撫でたあと
左掌をフウッと吹く仕草がとりわけ可愛い。もうたまらん♡
そこでBabaは考えた。
この絵本のまんまのおにぎりを作ってピヨ子にあげたらどんな顔をするだろうと。
思いついた時からBabaはワクワクもんだよ。
鮭を焼いてほぐしてご飯に混ぜて・・・ほ〜ら、出来上がり♪

ピヨ子に見せたら、おおっ!という顔をして
リアルおにぎりと絵本の写真を交互に指差した。
食べている間も両方の、鮭と鮭、海苔と海苔をさわりながら食べるのが面白い。

ささ、どんどんお食べ。そこいらの市販の鮭フレークよりずっとヘルシーで美味しいよ。
でも、1個で充分かな〜? と思っていたら、
そこはさすがピヨ子さま、2個ガッツリとお召し上がりになられた。
「うまい!」と何度も何度も言ってくれた。
( なぜか「おいしい」と言えないピヨ子★笑 )
Babaは、やったぁ!と大満足よ。うふふ♪
さて、食事の後は労働の時間よ。ベランダの鉢の水やりをすべし。
喰った者は働かざるを得ないのじゃ〜!

あ、植物観察は好きなだけご自由にどーぞ☆

ピヨ子との一日は長い。この後、散歩と買い物に出かけた。

あんたって子は、ベンチに腰かけるとな〜んでいつも靴と靴下を脱ぐのかなぁ?


Babaが地面に描いたネコにヒゲを書き足そうとするピヨ子。
上手に描いてね〜。


滑り台も腹這いすべりで楽しんだ♪
Babaはスカートなのに股の間にピヨ子を挟んですべったもんだから
紺色のスカートは土ぼこりで白っぽくなっちゃったよ〜★泣

いっぱい遊んだ後は家に戻ると牛乳飲んでバタンキュー☆
ピヨ子が昼寝中に早々にブログアップしてしまおう。すわっ!
さ〜て、午後は何をして過ごそうかな〜。ここからが長いぞ〜。

クライム・ヒート
2016.07/19 (Tue)
クライム・ヒート (2014年 監督:ミヒャエル・R・ロスカム 出演:トム・ハーディ、ノオミ・ラパス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マティアス・スーナールツ)
クライムサスペンスは滅多に選んで観ないのだけど、
たまにはそういうのも観てみようかと思って、どこかで目にしたこのタイトルをチョイス。
でも、タイトルから思いきりヒートアップした派手な映画を想像していたんだけど、
全然そんなんじゃなかったなぁ・・・。
お話は・・・
ニューヨークのブルックリンでバーを営むボブ(トム・ハーディ)と
マーヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)は、チェチェン・マフィアの金を預かる「銀行」
という裏の顔があった。ある日、ボブは虐待されて捨てられた犬を拾ったことがきっかけで
ナディア(ノオミ・ラパス)と知り合う。
同じ頃、二人組の強盗が店を襲い、マフィアの大金を奪われてしまう。
マフィアは二人に金を返すよう要求してくるがボブとマーヴが用意できるはずもなかった。
ところが、強盗事件には意外な真相が隠されていた・・・
とういような内容。
始まりから抑えたかんじで、今に大きな事件がドーンと起こるに違いない違いない
と思って待ち構えていたけれど、切り取られた腕が置かれていたり、
ストーカーちっくな男が現れたりするだけで・・・
つまり、かなり地味で平坦なストーリー展開。
後半になりやっと、ああ、裏にはそういう秘密が隠されていたのね〜、
あのタンクは一目見たときから私は臭うと思っていたのよ〜、ナルホドね!と分かった。
う〜ん、派手さがないとこが逆に渋くていいのかな〜、この映画。
やっぱり普段観ないジャンルはよくわかんないわ〜。
でも、トム・ハーディはたしかに渋さがよかった。
善であると思いながら?悪の社会に身を置く危ういボブを好演してた。
ところで、やっぱり『クライム・ヒート』って邦題、おかしくない?
こういう付け方やめてもらいたいんですけど。
★★★☆☆
原題: The Drop
フレーバーウォーター、飲んでみる?
2016.07/18 (Mon)
毎日暑くて喉が渇く。涼しい季節の間は紅茶やコーヒーをいれて飲んでいたのだけど、
もう熱々をいれて飲む季節ではない。
かといって冷たい飲み物は、私はビール以外そんなに飲みたいと思わないのよね。
麦茶を作って常温で飲もうか? う〜ん、どうしようかな〜。
と思っていた1ヶ月ほど前、NHKの朝の情報番組で
フレーバーウォーターなるものを紹介しているのを見た。
水にフルーツを入れて香りをつけると、ただの水より飲みやすくなるという話。
そうそう、そう思う。真水を飲むのってスポーツして大汗をかいた時は別だけど、
家で家事の合間に飲もうと思っても、紅茶やコーヒーのようには案外量を摂れないのよ。
なるほど、これはちょっと試してみる価値ありそう☆
と思って作って飲んでみた。それが、これ ↓

湯冷ましにレモンとキュウリを入れて作るキューカンバーウオーター。
キュウリに含まれるカリウムやビタミンCが溶け出すので水分補給しながら美容にも良い?
作るのに使った容器は、実はワインをデキャンタージュするための、まあ、デカンタ。
ボトルの首の部分に中身が出ないためのザルみたいなフタが付いているので
中にレモンやキュウリなどが入っていても水を注いだ時に出てこないので便利。
これを使うなんて我ながらグッドアイディア☆

私はレモンとキュウリのほかにブルーベリーとベランダ栽培しているミントを入れてみた。

普通に水だけ飲むより断然美味しい!
レモンの香りとほのかな酸味。そして確かにキュウリの味も、する!
見た目もきれいなので楽しいではないか♪
水をちゃんと飲んだだけで体調不良や肌の潤いが改善した人もいるっていうから、
水分摂取は大切なことなんだね。
水だと紅茶やコーヒーと違って飲んだあと後味が残らず
口の中がサッパリしているところがいい。そこが気に入っている。

SUPER8/スーパーエイト
2016.07/17 (Sun)
SUPER8/スーパーエイト (2011年 監督:J・J・エイブラムス 出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング)
監督がJ・J・エイブラムスで、プロデューサーがスピルバーグときたら、
どんなSF映画なんだろうと思ったのですが、
う〜ん、これはSF映画として観るより映画愛に満ちた少年たちの友情と冒険の物語
として観た方がいいかも☆どこか『スタンド・バイ・ミー』的な作品でしたね。
物語は・・・
1979年のオハイオ州。ジョー(ジョエル・コートニー)は、8ミリカメラを使って
仲間と自主制作のゾンビ映画を撮っていた。
そんな傍ら、ジョーは撮影で知り合ったアリス(エル・ファニング)に恋心を抱く。
ある夜、彼ら少年達は米軍貨物列車の大事故に遭遇する。
貨物列車は、ある場所へと研究素材を極秘に移送中だった。
ジョー達は、アメリカ政府が隠す秘密を目撃した上に、
彼らのカメラには、“あるもの”が映っていた。
事故の後、次々と人が行方不明になり、犬が逃げ出し、
停電が続くなど奇怪な事件が続出する。
ついには、仲間のアリスも何者かに攫われてしまった。
軍は町を封鎖するが、少年たちはアリスを救出するため密かに町へ戻り
“あるもの”に遭遇する。そして・・・
というお話。

全体的に楽しいお話でした。
“あるもの”が何かわからない間は、私は恐がりなのでドキドキしながら楽しめましたし、
子ども達も可愛かったし・・・あ、そうそう!外国人の顔を覚えるのが苦手な私は
後からわかったのですが、可愛い子だな〜と思って観ていたアリス役のエル・ファニングは
『ベンジャミン・バトン』のデイジーの幼少期のあの子で、
『マレフィセント』のオーロラ姫だったんですね!
ど〜りで、どっかで見た子だな〜と思ったわけだ☆
気づくのが遅いっちゅーのって話ですね。
しかし、あの子役達の中で今なお活躍しているのはエル・ファニングちゃんだけのような?
なるほど、8ミリ映画の女優を引き受けたアリス(エル・ファニング)が
「演技」をする「演技」が上手いじゃないか!と思っただけのことはある。
すでにこの頃には芸歴も積んでいるようですし。
さすがエル・ファニングちゃん、双葉より芳しですね。
それにしても劇中の映画少年少女たちは楽しそうでした。
私も高校時代に文化祭に向けてクラスでビデオドラマを撮ったのですが、
それはもうママゴトみたいな、雰囲気ばっかしの気恥ずかしくなるような青春ドラマでした
が、制作中はと〜っても楽しかったです。
私は脚本とクレジットタイトルと主題歌の作詞を担当しました。
その主題歌がなんとビックリ☆卒業式で歌われたり、
後に40代で開かれた同期会でも歌われたりして、嬉し恥ずかしい思いをしましたが、
今では良い想い出です。でも昔は、マジで穴があったら入りたいくらい恥ずかしかった(汗)
ま、そんなことなんかも思い出させてくれた本作は、
「なんじゃあの宇宙人は?」とか「あんなので出来た宇宙船で飛ぶのか?」など
ブツブツ言うのはやめにして、ここはひとつジュブナイルとして観るのも
いいんじゃないでしょうか。ええ、私は結構好きですよ、この映画。星は3つですが〜♪
★★★☆☆
原題:Super 8
ウォーキング部☆心の健康を重視する
2016.07/16 (Sat)
一昨日の夕方、関東地方はす〜んごい雷雨だったよね!うちのマンションのベランダの排水管がゴボゴボと
聞いたことのない唸るような音を立てるのがおそろしかったわ。
で、翌日の昨日も、午後3時近くまで雨が残って、
「今日はウォーキング部の日なのに、どーすっぺな。
また途中であんな雷雨にあったらたまらんべな」
と部員しょこちゃんとメールでやりとりをしていたの。
そしたら、しょこちゃんが折衷案を出してきて、
彼女の車でいつもの集合地点の公園まで行き、
その公園内の道をウォーキングしようということになったわ。


ずいぶん安直な、一応やりましたよね?ワタシタチ的な部活になったけど、
やらないよりはマシよねぇ? うん、マシ!マシ!
ってことで、軽く1周して、その後はいつものパン屋さんでお茶した。

私はすんごくお腹が空いていたのでソーセージロールと紅茶にした。
そこからは思いっきし喋って、1時間ほどしてから帰りました。
夜、ツレアイに報告したら、
「君たちは、ただ単にパン食べて喋りたいだけだったんじゃないのか?」
と言われたけど〜、
あのね、体の健康だけでなく、心の健康のためにもこういう時間は必要なのよ!
・・・って、なんか言い訳してるかな〜?アタシ★エヘへ

「旅の重さ」「吉原幸子全詩 I」:私の思い出話
2016.07/15 (Fri)
昨日、友人に本を貸したらそれっきり返ってこなかった話を書いたところ、「私にもそういうことがあった!」というコメントが複数寄せられたので、
本の貸し借りにまつわるそういった思い出は皆さんにもあるもんだな〜と思った。
あれから寝しなにつらつらと昔好きだった本のことを考えていたら、
そういえば他にもお気に入りの本が返ってこなかったことがあったな〜と思い出した。
その本というのは、素九鬼子著「旅の重さ」で、1972年に高橋洋子主演で映画化もされた。

母と二人暮らしの家を飛び出した16歳の少女が四国遍路の旅に出て、
母親宛ての一方通行の手紙形式で多感な青春を綴った瑞々しい小説である。
当時ちょうど母親の元を離れて学生生活を送っていた私の琴線に触れるものがあった。
その小説のことを同じ大学の1年後輩のTに話すと、貸して欲しいと言うので、
同じアパートのよしみでもあるし、すぐに返してもらえるだろうと思って快諾した。
それから1〜2週間経って、そろそろ返してもらいたいと思って訊ねると
「ごめんなさい。失くしてしまいました」と言うではないか。
心の中では、それだったら催促される前に同じ本を買って返してくれるのが筋じゃないか
と思ったのだが、たかだか文庫本のことでクドクド言って関係が気まずくなるのも
面倒な気がしたので弁償して返せとは言えなかった。
それに、ちょっと鷹揚な先輩に見られたいという気持ちもあったのかもしれない。
そんなことがあったものの “鷹揚な先輩” の私は、それまで通り後輩Tとつき合い、
彼女が本好きなうえアパートの部屋も近かったこともあり、
それからも本の話をする機会が度々あったと思う。
私が次に、彼女に「これがいいのよ」と見せたのが、
吉原幸子の詩集「吉原幸子全詩 I」だった。

その中の『幼年連祷』にある「熱」という詩が私はすごく好きで、
当時の貧乏学生の私には高い買い物であったが思い切ってその詩集を買ったばかりだった。
たしか6千円ほどしたと思う。
彼女もとてもその詩集を気に入ってくれた。そして彼女が言ったのが、
「先輩、私もこの詩集が欲しい。でも高くて買えないから、
半額出しますから二人で共有しません?」
一瞬、ポカンとした。
家族や、百歩譲って同居する恋人同士でもない限りそれは不可能ではないか?!
以前から若干風変わりなところのある後輩だと思ってはいたが、
まさかそんな提案をするとは。かなり驚いた。
たぶん私は笑って「そればっかりは無理でしょう」とかなんとか言って断ったと思う。
そんな奇異なことを言われてからしばらく経ち、卒業し、引っ越しをする頃には
あんなに惚れ込んでいた分厚い詩集も本棚の一番上の隅に置かれ
滅多に手に取ることもなくなっていた。
あれは、私もTもふたりとも社会人になってからのことである。
東京で仕事の研修中だというTが電車を乗り継いで泊まりがけで遊びに来たことがあった。
私の家にはちょくちょく女友達が泊まりがけで遊びに来ることがあり、
そういう時は一晩賑やかに食べて喋っては帰っていくのがいつものことだったが
Tとも近況を報告し合い、楽しいひとときを過ごしたと思う。
翌日にTが帰ってから10日ばかり後のことだ。
本棚の前を通り過ぎた時、ふと違和感を感じた。それは本当にふとしたものだった。
普段、自分の頭より高いその位置をわざわざ見上げることが無いので
それまで気づかなかったのだが、あの詩集が無かった。
しばらく忘れて手に取ることもなかったのだから、
自分でどこかへ置き忘れるということは有り得ない。
これは・・・と、Tのことが頭をよぎったが、反面、まさか馬鹿な、とも思う。
現場をおさえていない限り滅多なことは言えない。
黙ってお持ちになりました?とも訊けやしない。
あれこれ考えているうちに、ひょっとして学生時代にうっかり紛失したと言っていた
「旅の重さ」も失くしたことにして実は彼女が自分のものにしたんじゃないだろうか?
そんなことまで頭に浮かび、しばらくモヤモヤした嫌なものが私の中に渦巻いていた。
しかし、そのうち考えるのを止めた。いや、考え方を変えた。
私が「素晴らしい」と感じた本を、Tもまた「素晴らしい」とその価値を認めたのだ。
自分のものにしてしまいたいほど。(本当に実行したのならだが)
だったら、2冊とも彼女にあげよう。あげたことにしよう。
それでいいじゃないか。
私より繰り返しページを開き読んでくれるのなら、その本達だって嬉しかろう。
少々自分で無理している部分もあったが、もう私は考えるのが厭だったのだ。
そういうふうに気持ちを納めて忘れてしまうことにした。
その後、Tとは1、2度会う機会があったが、その事についてはふれなかった。
そのうち彼女が新興宗教にハマったあたりから疎遠になり、今では音信不通となっている。
これが私の「旅の重さ」と「吉原幸子全詩 I」にまつわる少し苦い思い出である。

ポーの一族 復刻版
2016.07/14 (Thu)
買ってしまった☆
萩尾望都「ポーの一族」の新作が40年ぶりに月刊誌で発表されたと
友人マッチから聞いたのは6月だったかしら?
発売前からNHKニュースや新聞でも報じられて話題になっていたそうですが、
ぜ〜んぜん知らなんだ。
掲載の月刊誌は発売直後には即完売し、少女雑誌としては異例の重版となったそうです。
私は「ポーの一族」は、子どもの頃に出会ってからずっとファンではあるのだけど、
今回は出遅れたこともあり、まあ単行本になってからまとめて読むんでいいや
(前後編だそうで)と傍観を決めております。
そんな先日、本屋さんで「ポーの一族」の復刻版全5巻を見たら、
発売当時の装丁のままなのに心惹かれ買ってしまいました。
もちろん、昔、全巻とも初版本を購入して持っていましたし、
実家を離れるときも肌身離さず持って出ました。
が、学生時代のある日、県人会の友人に貸してほしいと頼まれ
親切心から貸してあげたのが運の尽。
それから催促するも二度と私の手元には返ってきませんでした(泣)
私はあの時から大事な本は、決して決して決して他人には貸さないと心に決めました。
あれからン十年、本屋さんでは別の装丁の文庫本を見かけることはありましたが、
また買い揃えようという気にはなりませんでした。
でも、でも、今回のこの復刻版を見た時、ドキドキしました。
じかに手に取ると昔のときめきが蘇ってきて、
もう一度これで読みたい!という強い思いがドッカーン☆と湧いてきました。
ティーンエイジャーの頃に手にしたあのまんまだ! あ〜装丁って本当に大事!
まあ、そういうわけで再び私の手元へ。
エドガーとアラン、そしてメリーベルや、おかえり♡
※ 萩尾望都 著「ポーの一族」・・・シリーズは1970年代に連載された少年の姿のままで永遠の時を生きる吸血鬼(バンパネラ)の物語。作者の他の代表作は『11人いる!』など。『残酷な神が支配する』で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章を受章。


《 本日のお弁当 》
ミニトマト
ちりめんじゃこ入り卵焼き
パプリカとジャガイモとハムのカレーピクルス風サラダ
茹でチョリソー
切り戻したペチュニアが咲いた
2016.07/13 (Wed)
梅雨に入ったばかりの頃に切り戻したペチュニアが新しい葉を出しているなと思っていたら、あっという間に花を咲かせた。

一つ二つと徐々に花をつけたのでなく一斉にパッと開花したので驚いた。
昨日まで寂しかった鉢がまるで陽が当たったように、一気に明るくなった。
あんなに荒っぽく根元近くで思いきり切り落としたのに、丈夫な花だな〜。
また5月頃のようにたくさん可愛い花をつけてくれるだろうか。

今朝起きるとリンパ腺(節)が腫れているのかひどく痛んだが、
保冷剤で冷やしていたらそのうち治まってきた。
喉の痛みもほとんど消えて、唾を飲み込む時に違和感を覚える程度になってきた。
時々、痰のからんだ咳が出るが、声の方はカスカス声からガラガラ声に変わり
喋るのが楽になってきた。ただ、薬を服用しているせいか身体がだるい。
私が喉の風邪に一番よく効くと思っているのが市販薬の銀のベ◯ザ。
これがすぐれもので喉の痛みなど不快な症状には即効性があるのだが、
結構作用が強いとみて身体がダル重くなってくるのが玉に瑕(個人的感想)
ついでに判断力や瞬発力も鈍るようで、スマホでゲームをしてみるとよく分かる。
そんなゲームなんかで眼と脳みそを酷使せずにおとなしく昼寝でもするのが
回復への近道だと分かっているんだけど。。。
風邪は万病と老化の元と私は考えている。
老化は仕方ないとしても老化の加速はたまらん★早く治さなきゃ。
気温の変動が激しいこの時期、皆さまもどうぞご用心くださいませ。


《 昨日のお弁当 》
ミニトマト
卵焼き
豚肉と玉ねぎのソース&ケチャップ和え
ハムステーキ
ゴーヤーチャンプルー

《 一昨日のお弁当 》
ミニトマト
卵焼き
ズッキーニのソテー
シュウマイ
スナップエンドウとプルコギビーフ炒め
ピヨ子、3代揃って体調不良だねぇ★
2016.07/12 (Tue)
昨日ナッチャンから、ピヨ子が発熱のため母子ともに保育園と仕事も休むというメールがありました。
え〜?それじゃ、明日はピヨ子を預かる予定だけど、熱でグズグズ不機嫌なのかな〜
との心配をヨソに昨日のうちにピヨ子さま復活!
そういうわけで、本日のピヨ子Day☆は、鼻を垂らしながらも元気にやって来ました。


むしろ、母ナッチャンの方が体調悪そうで、辛そうな様子で出勤していきました。
がんばれよ!
そういう私も実は風邪で喉がやられてしまい、ヒリヒリとした痛みと
カスカスの声しか出ないのが辛いです。
気管支が腫れているのが自分でよくわかるほどで、
夜中も息苦しくて熟睡出来ません。
思い返すと、梅雨の時期って喉風邪に罹る率が高いのよね、私。
私だけじゃなく梅雨時は皆さんそうなんじゃないかしら〜?
少し前に行った美容室でも担当のKさんが同じ症状だったな〜。
はっ、私の風邪って、もしやKさんからもらっちゃった?!
潜伏期間2週間・・は長いかな・・いや、有り得るな。
ピヨ子にうつしたらどうしよう・・・と思いつつ、今日もべったりなピヨ子とBaba。
ピヨ子は病み上がりだし、私も酷くならないよう用心しなくちゃと、
今日は午後に一度買い物に出たきりで、あとは二人で家にこもってごろごろ。

やはりピヨ子さんも本調子じゃないのか、お昼寝を3時間もしていました。
そして、ついさっき早々と夕食とお風呂を済ませ、寝てしまった!午後6時・・早っ★


今日はナッチャン、遠くで勉強会があって迎えに来るのが遅くなると言っていたけど、
ピヨ子は自宅に帰ってからは目が覚めて眠れないんじゃないかな〜。
明日の保育園での生活に響かなければいいんだけど・・心配であ〜る★
それにしても、3代揃って体調不良って・・なんとか早くいつもの調子に戻したいわねぇ。

ボディ・スナッチャー/恐怖の街
2016.07/11 (Mon)
ボディ・スナッチャー/恐怖の街 (1956年 監督:ドン・シーゲル 出演:ケヴィン・マッカーシー、ダナ・ウィンター)
面白かったです!
最初、すごく古い映画だし〜、モノクロだし〜、う〜ん、どうかなぁ?
なんて思いながら観始めたのですが、これがなかなかの逸品☆
シンプルで、テンポよくて、かったるさ無し!
80分という長さの勿体つけないコンパクトさもまた良し!
後でわかったのですが、この作品はSF映画の古典的名作といわれ、
その後何度もリメイクされているのだとか。さもありなん。納得の1本でした。

物語は・・・
ある日、病院に警察から精神異常扱いされた男が連れてこられた。
その男マイルズ(ケヴィン・マッカーシー)は、自分は気が狂ってはいないと言い、
自分がここまで逃げて来た経緯を話し始める。
その話というのは、カリフォルニア州の小さな町で開業医を営んでいるマイルズが
学会から数週間ぶりに帰ってきた時、町の様子に違和感を覚えた。
一見いつもと変わらない町の人々の様子がどこか奇妙なのだ。
やがてマイルズは戦慄の事実を知ることになった。
町は宇宙から来た未知の生命体によって侵略されて、
植物の豆の莢のような中で人々のダミーが作られ、
眠っている間に次々と体を乗っ取られてしまうのだ。
見た目は何から何までそっくりではあるが感情を失くした“別物”に変わってしまう。
マイルズはこの事実を町の人に知らせようと奔走するが時すでに遅く、
町のほとんどの人間が体を乗っ取られていた。
恋人のベッキー(ダナ・ウィンター)と共に町の外へ知らせようと脱出を試みるが・・・
という侵略ものSF。

現在のSF映画で多用されるCGなど一切使われていないし、
それらしい姿の宇宙人は登場しないし、怪しい謎の莢だって作り物っぽい。
後半の逃亡シーンにしても銃等のドンパチは皆無だし、
走りに走るけど派手なアクションシーンがあるわけではない。
なのに、すごくドキドキして緊張感を持続したまま最後まで観ることができるのです。
一番の難癖ポイントである、「なぜ誰もいない洞窟で
ちょっと眠っただけの恋人ベッキーが“別物”に入れ替わっちゃうのか」
そこだけが本当に意味不明なんだけど、
その不明点が多少邪魔しようとも面白さに変わりはありません。
宇宙から来た未知の生命体が何者なのか、
出てくる人物が人間なのか既に“別物”になっているのか見た目だけではわからないという、
この2点の恐怖だけでぐいぐい引き込んでいくストーリーと映像のテクニックはすごい!
最後の方の走っているシーンを観ていたら、
不眠不休で走り続けるベッキーのグッタリ感が伝わってきて私も息切れしました(笑)
いや〜、これは名作、傑作と言われるのもわかります。60年も前の作品ですよ。
アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されたというのも頷けます。
★★★★☆
原題:Invasion of the Body Snatchers
2ヶ月遅れの誕生日プレゼント
2016.07/10 (Sun)
昨日、ナッチャンとマリリンから私の誕生日プレゼントが届きました。と言っても私の誕生日は約2ヶ月前に終わっていますが。

実は、誕生日が来る前に、彼女たちにプレゼントは何がいい?と訊かれたので、
フープピアスが欲しい!大きさはこんくらいで、こんな雰囲気で・・・と答えました。
私の注文が難しくて探すのに時間がかかったのか(探すのをサボっていたのか)
今頃、忘れかけた頃になって届いたというわけです。ありがとね♪
フープピアスは夏のイメージだから夏が終わる前に届いて嬉しいわ(笑)

この輪っかが少しクネッとしていて、いびつなとこがニュアンスがあって素敵☆
付けてみたわよ。どうかしら?

って写真じゃよくわかんないわねぇ。
でも、フープなわりに控えめな印象なのがまたいいでしょう?
大事に使わせてもらうね! Thanks♡

私のイチオシの最高のすき焼き☆
2016.07/09 (Sat)
昨日、東京で仕事があったツレアイと仕事終わりに浅草で待ち合わせて、こちらのお店へ行ってきました。

わーい、数年ぶり〜☆
まずはビールで、お仕事お疲れさまでした〜!

前菜で出てきたのは、野菜の酢漬け?、海老の焼き物、鱧の卵とかぼすのゼリー?、
八幡巻きみたいなの、鱧、トマトのテリーヌ?
説明してもらったのですが、よく覚えてなくて「?」が多くて困ったものだ(汗)

うーん、お味は、どれも普段食べつけないものばかりだったせいか、フツー。
さて、いよいよお店のオネエサンがすき焼き鍋とお肉を持って現れました。
最初に割り下を入れて一通りの食材を鍋に並べるところまでは
オネエサンがやってくれます。 ↓このように。

むひょ〜〜〜!!お肉のなんて柔らかくて美味しいこと♡とろけるようだ。
私がこれまで食べてきた中でイチオシのすき焼きはここのすき焼きです。
いや、世の中にはもっと物凄いのがあるかもしれないけど、
私の食体験の中でここのすき焼きに勝るものには出会っておりません。
昨日もお肉はもちろん最高なのだけど、玉ネギがすごーく甘くて美味しかったな〜。
玉ネギに感動! これほど甘みの強い玉ネギって食べたことないわ。
特別な品種なんだろうか? 訊いてみればよかった・・・。

シメにご飯とお味噌汁とお漬物が来ました。ちょっとお行儀はどうかと思うけど、
すき焼きで使って残っていた卵液をご飯にかけて食べました。くぅ〜たまりませんっ☆

お腹いっぱい。満足至極。
言うまでもありませんが上機嫌で、まっすぐ寄り道せず家へ帰りました。はい。

17歳の肖像
2016.07/08 (Fri)
17歳の肖像 (2009年 監督:ロネ・シェルフィグ 出演:キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、ドミニク・クーパー)
これも以前から観てみたいと思っていた映画でした。
最近、重苦しい映画を立て続けに観たので、気分を変えて
こういう青春の一幕を描いたものを観るのもいいかな〜と思って。
青春時代というのは危なっかしくて、でもまあ、たとえ躓いても
大抵の子はたくましく立ち上がってまた歩き出すものと信じているのですが、
この作品の主人公もそうでしたね。
どんな物語かといいますと・・・
1961年のロンドン。中流家庭の一人娘16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、
平凡な日々を送っていた。
父親は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になっている。
苦手なラテン語もチェロの練習も進学のために頑張ってはいるが、
勉強の合間にこっそりシャンソンのレコードを聴いては厳しい父親に叱られる
そんな味気ない毎日だった。
ある土砂降りの雨の日、ジェニーはチェロケースを抱えながらずぶ濡れになっていた。
すると車に乗った男性デイヴィッド(ピーター・サースガード)が
「君のチェロが心配だな。君ごと家まで送ろうか?」と声をかけてきた。
これがデイヴィッドとの出会いだった。
彼はジェニーとは倍以上に年が離れているが紳士的なその態度と面白い会話に
ジェニーは戸惑いつつも惹かれる。
家まで送った際に音楽会に誘われ、後日初デートに行くジェニー。
デイヴィッドやその友人達とともに出かけるクラシックコンサートや
エレガントなディナーなど “セレブで大人びた世界” に魅了され、
ジェニーはデイヴィッドに恋の虜になっていく。
だが、彼にはある「秘密」があった。
それはジェニーにとってほろ苦い人生経験をもたらす・・・
というお話。

ジェニーは結局、夢から覚めるというか、魔法がとけるというか・・・
あ、いや、この場合「目が覚める」なのかしら?そういうことになるのだけど、
私が感心したのは、そこで自暴自棄にならずに自分の過ちと誤算を素直に認めて
また歩き出すところ。
ジェニーの父親も目が曇っていて馬鹿だったけど、
彼も娘の前で自分の愚かさを認めて謝ったところがエライと思ったわ。
人間て失敗する生き物だから、誰にも失敗は付き物で、
だからこそ勝負はその後だと思うのよね。
私はこの映画でジェニーの立ち直りっぷりに一番感動したわ。
自分の過ちを認め退学した学校へ復学をお願いに行き(叶わなかったけど)、
失礼な言葉をぶつけてしまった恩師を訪ねて謝り、
力になってほしいとお願いしたジェニー。あなた立派だわよ。
ただの恋に溺れたおバカなお嬢ちゃんじゃなかったわね。
ジェニーは遠回りをしたけど、そのほろ苦い経験も将来の職業に充分役立てたしね。
この物語は原作者(ジャーナリスト)の実話だそうです。
転んでもタダでは起きなかったわけだ。
私の高校時代を振り返ると、クラスメイトの中には
学生運動にのめり込んでいる大学生とつきあっている子がいたり、
卒業後に駆け落ちしたと聞く友人もいたりして、
お子さまだった私には彼女たちがずいぶん大人に見えたものですが、
今、彼女たちはどうしているのかしら?
この映画は私にセーラー服を着ていたあの頃を思い出させました。

主演のキャリー・マリガンがとてもチャーミングでした。
利発でまっさらで、大人でも子どもでもない危うい年頃を上手く演じていました。
私は女の子が魔法をかけられたように美しく変身していく映画が好きなのですが、
キャリー・マリガンが制服からドレスに着替え大人っぽく美しく変わる姿もよかったわ。
それにしても60年代のイギリスの女子高生達が、
やたらとタバコをスッパスパ吸うのにはびっくり。吸いすぎでしょ!
そこら辺に、すっごく時代を感じました。
最後に、印象に残った映画の中に出て来た言葉を・・・
「行動が人を表す、何もしなければ何者にもなれない」
本当にその通り。
頭の中で思い描くだけでは、理想には手が届かない。間違ったことをしても正せない。
誰にも気づかれないまま終わるかもしれない。
なりたい自分になるためには、よく考えて行動を起こすことが大事!ということですね。
★★★★☆
原題:An Education
2016年夏☆美味しいもの届く
2016.07/07 (Thu)
7月と12月は美味しいものが届く季節です♪こちらは、千葉のMさんから焼き菓子の詰め合わせ♡

ピヨ子Dayの日にナッチャンにも半分お裾分けしました。いつもありがとうMさん♪
パウンドケーキは朝食時に、クッキーは私のおやつにいただきましたよ〜。
すんごく美味しかった♪

こちらのイクラは毎年夏と冬に築地のNさんが送ってくれるもの♡

早速イクラ丼にして食べました。うんみゃ〜い♪

そして、実家の母からは宮古島産のマンゴー♡

これがもう絶品でして、甘くてジューシーで、
スプーンで皮から果肉をこそげとるようにしていただきました♪
皆さま、本当にありがとうございます。
おかげさまで食生活が豊かになりましてございます。
感謝♡


《 本日のお弁当 》
ミニトマト
卵焼き
キュウリ入り竹輪
白滝のたらこ和え
焼き鮭

《 一昨日のお弁当 》
ミニトマト
卵焼き
ほうれん草のナムル
キャベツとパプリカの中華味炒め
挽肉のニンジンとサヤインゲン入り海苔巻き
パンズ・ラビリンス
2016.07/06 (Wed)
パンズ・ラビリンス (2006年 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:イバナ・バケーロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ)
これもポスターや予告編を見たときから観てみたいな〜と思っていた映画。
でも、想像していたのとはちょっと・・いや、かなり?違った内容でした。
どうりでPG12なワケね。
物語は・・・
少女オフェリア(イバナ・バケーロ)は母親が
独裁者フランコに心酔する大尉ヴィダル(セルジ・ロペス)と再婚し、
臨月の母親と一緒に大尉の駐屯地である山奥へやって来る。
レジスタンス掃討を指揮する冷酷なヴィダルは、生まれくる自分の子だけを気にかけ、
母親も大尉の意向ばかりをうかがうため、オフェリアは顧みられない。
オフェリアの相手をしてくれるのは駐屯地で家政婦を務める
メルセデス(マリベル・ベルドゥ)だけだが彼女の弟はレジスタンス運動に身を投じていて
メルセデスもまた大尉の目を盗んレジスタンスに協力していた。
駐屯地での暮らしはオフェリアにとって重苦しいものとなっていき、
彼女の心は現実から妖精やおとぎ話の世界へ引き込まれていく。
ある夜のこと、オフェリアの前に妖精が現れ、森の奥にある迷宮へ導かれる。
そこには迷宮の番人である牧神パン(ダグ・ジョーンズ)が待っており、
オフェリアに「あなたは本当は地底の王国の姫君。3つの試練を果たせば王国に帰れます」
と告げる。オフェリアはパンに与えられた3つの試練に挑むことになるが、
そうして幻想の世界を訪れている間にも大尉による容赦のない現実が繰り広げられており、
それはやがてオフェリアの幻想と現実の世界を侵食し、そして・・・
というダーク・ファンタジー。

この映画はですね、予備知識のないままファンタジーな部分だけに期待して観てしまうと
火傷を負ってしまう作品です。(なんせPG12)
もともと1944年のスペイン内戦下が舞台。
歴史に疎い私が自分のためにざっくりとさらったスペイン史によると、
スペイン内戦時には世界各国から4万人もの義勇兵がスペイン民衆のために駆けつけ
3年近い戦闘が続きましたが、ヒトラーやムッソリーニの力を借りたフランコ政権が
10万人以上の民衆を虐殺してスペインを制圧。
この映画はその後、まだ山奥に残るレジスタンスの残党を掃討すべく
駐屯している大尉の元へやってきた少女の物語なのです。
まあ、この義父である大尉が惨忍極まりなくて、
少女オフェリアの母親をものにするために仕立て屋だった父親も
ひょっとして大尉に殺されたんではなかろうか?と推察できるシーンもあります。
とにかく冷酷な大尉の残虐描写は非常にリアルで生々しく、そうであればあるほど、
その対極としてオフェリアがはまり込む幻想の世界は不思議そのものです。
オフェリアの見る世界のどこまでを映画の中での彼女の現実として観たらいいのか
途中でわからなくなってきます。
すべてが現実逃避で単にオフェリアの頭の中で作り上げた世界として観てもつまらないし、
いやしかし、少女には現実逃避しなければ耐えられないほど辛い現実ではあるし・・・
哀しさに胸が重苦しくなってきますが、ラストに一縷の救いになるシーンがあって
それがせめてもの慰めでした。
このように書くとしんどいだけの映画のように思われて敬遠されそうですが、
実はこの作品は世界各国で数々の映画賞を受けている上に、
第79回アカデミー賞ではアカデミー撮影賞、アカデミー美術賞、
アカデミーメイクアップ賞を受賞している美術的にも優れた作品です。

監督は『パシフィック・リム』のあの監督です。
芦田愛菜ちゃん起用もグッドでしたが、この監督ひょっとして
女の子を使うのが上手かったりする?
この作品でオフェリアを演じたイバナ・バケーロがすごく良かったです。
なんと言いましょうか、とても瑞々しくて、いたいけで
オフェリア役によく彼女を見つけてくれた!と思いました。
決して明るい映画ではないけれど、周囲の映画好きな人には観てみて〜と薦めたくなる、
ある意味とても斬新な作品です。
★★★★☆
原題: El laberinto del fauno, 英題: Pan's Labyrinth
ピヨ子、シチューよりカレーでしょって?
2016.07/05 (Tue)
本日はピヨ子Day☆昨日までの暑さがどこかへ吹き飛んでしまったかのような涼しさ。朝食のあったかいパンケーキがありがたく美味しかった。
ということで、ホラ、ピヨ子もお食べよ。ブルーベリー入り雑穀ホットケーキだよ。


でも、ピヨ子さん、ブルーベリーの酸っぱさがあまり好きでない様子で完食には至らず。
あらかた食べましたけどね。
その後、ベランダに出て水やりを終えて室内に入ると
脱いだサンダルも持って入るのだと言って聞かず、
それはBabaんちではノーサンキューだからと取り上げると大泣き。
いいよ、いいよー。泣けばいいさ。

泣き顔を撮ってやろうとカメラを向けるとぐっとこらえて泣き止んだ。
自尊心の高いやっちゃ。
お外でなら靴を履いていいんだよ。
それじゃあ、お散歩に行こう!てことで放浪の旅(午前の部)

ラベンダーがたくさん咲いていたので「いいにおいだよ〜」と教えると
クンクン匂いをかいでまわっていました。匂いをかぐのはとっても素敵なことだけど、
ピヨ子、鼻水にラベンダーが貼りついてるわよ(笑)

お昼は、先週のカレーが大好評だったので今週はシチューにしてみました。

が、食いつきが悪かったです。お代わりしませんでした★

午後はお天気があやしかったのでキッズルームへ行って遊びました。


10回以上繰り返すうちに、この小さい滑り台ならなんとか一人ですべれるように
なって・・きました。


今日もいっぱい遊びました☆
今日、一度だけ「Baba」と私のことを指さして言いました。
Babaちゃま♡までもう一歩!

シッピング・ニュース
2016.07/04 (Mon)
シッピング・ニュース (2001年 監督:ラッセ・ハルストレム 出演:ケヴィン・スペイシー、ジュリアン・ムーア、ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット)
先日までのフィンチャー祭り☆から離れて、違ったタイプの、
出来れば明るい映画を観ようと思ったのだけど、出演者に関しては後を引き、
ケヴィン・スペイシー(『セブン』)、ケイト・ブランシェット(『ベンジャミン・バトン』)
が出ているこの作品を観てしまいました。
そして、この映画も決して明るい話ではないのですが、
静かな中に激しさと力強さが備わっていて、時間が経つとともに良い作品だな〜
との思いがさざ波のように押し寄せてきます。
どんな物語かというと・・・
ニューヨークの新聞社でインク係として働くクオイル(ケヴィン・スペイシー)は、
少年時代からずっと父親に厳しくあたられ、自分はダメな人間だと思い込み
無気力な人生を送っている。
そんな彼がふとしたことから、美しい女性ペタル(ケイト・ブランシェット)と出会い
結婚をして女の子をもうけるが、ペタルは娘を放ったらかし外で男と遊んでばかりいる。
ある日、クオイルの両親が自殺したという知らせが入り、
その直後、ペタルは娘バーニーを連れ、男と駆け落ちするが自動車事故に遭い急死する。
その時すでに、娘バーニーはペタルにより人身売買の組織に6000ドルで売られていた。
クオイルはなんとか娘を取り返したが破産状態となり、
訊ねて来た父の異父妹アグニス(ジュディ・デンチ)に誘われるまま
彼女と一緒に祖先の地ニューファンドランド島へ向かう。
そこには厳しい自然の中、父やアグニスの生家が50年経つ今も残っていた。
クオイルは地元紙に就職し、シッピング・ニュース(港湾情報)を書くことになった。
新たな人生を始めたクオイルだが、叔母アグニスや
島で出会った託児所園長のウェイヴィ(ジュリアン・ムーア)、
そして自らの祖先は暗いものを抱えているし、新聞社の面々も変わり者ときている。
しかし、彼らと接していくうちにクオイルは変わり始めていく・・・
という一人の男の再生の話。
とにかく、ケヴィン・スペイシーが演じるクオイルが素晴らしいです。
最初あんなに無気力で目にまったく生気のないダメ男だったクオイルが、
ニューファンドランドに移って新聞記者になり次第に仕事を認められ、友達が出来て、
気になる女性にも出会って、自身や祖先の暗い過去と向き合っていくことで
徐々にトラウマから開放されていくその変化をケヴィン・スペイシーが見事に演じています。
素晴らしい! 目つき顔つきが時間の経過とともに変わっていく! 全然違う!
私は、ケヴィン・スペイシーは『セブン』のジョン・ドウでしか認識がなかったのですが
(他の映画でもお目にかかっているはずではあるのですが)
こんなに魅力的な俳優だとは知りませんでした。彼の他の作品も観てみたいな〜。
そして、出番は少ないもののクオイルのビッチな妻ペタルを演じた
ケイト・ブランシェット!
彼女の強烈な存在感がすごかったです。
ケイト・ブランシェットって、こういう悪女がすごーく似合うね。上手い!
彼女の持っているクールな印象が際立つわ。

叔母アグニス役のジュディ・デンチもはまり役ですね。
彼女はどの映画でも自然体で、その人が本当に存在していそうな気がします。
自然体といえば、ウェイヴィ役のジュリアン・ムーアもナチュラルでとてもよかったな〜。
それにしても豪華俳優陣、なのに地味な印象だからでしょうか?
こんなにしみじみした良作なのにあまり知られていない気がします。
原作は『ブロークバック・マウンテン』と同じ著者E・アニー・プルーで
1993年にピューリッツァー賞(フィクション部門)をとった本だそうです。
人は再生できるんだという希望が持てる話です。
再生を望むのなら自分の傷と向き合い、望むべく方向へと行動することが大事なんだな
と思いました。目を背けたままでは、じっとしていたままでは
現状から抜け出せないのだと思います。
そうそう、この映画の映像も好きです。
ニューファンドランド島は寒さ厳しい土地だろうことは画面からわかるのですが、
しばらく滞在してみたいなどと寒がりな私に思わせるのは
その素晴らしい映像の為せる技なのでしょうね。
★★★★☆
原題: The Shipping News
ブルーベリーと扇風機
2016.07/03 (Sun)
お暑うございます。<(_ _)>昨日は今年一番の暑さだったそうで。
そんな中、ブルーベリー摘みに行ってきた友人しょこちゃんから、
こ〜んなにたくさんブルーベリーをいただきました☆

すごーい!
「何も言わずに受け取って」と言って届けに来てくれたしょこちゃん、
一体アナタどんだけ摘んできたのよ。 Σ(・∀・;)
というわけで、本日の朝食はいただいたブルーベリーを使って、
パンケーキとスムージーを作りました。

このパンケーキ、今朝は卵もベーキングパウダーも切らしていたので
小麦粉とお砂糖だけ、そして乗っけて焼いただけの超シンプルメニュー(汗
そのおかげかあっさりと仕上がって、案外こんな暑い朝にはちょうどいい。
ペロリといただきましたわ。

スムージーは毎朝、何がしかの野菜とフルーツで作って飲んでいるのですが、
これは昨夜のうちにブルーベリーを冷凍しておいて、それにニンジンをプラス。
冷たくて美味しかった〜♪ しょこちゃん、ありがとうでやんす♡

今朝はね、とうとう扇風機を出しましたよ。
はぁ〜、もう本格的な夏到来ですねぇ。

ファイト・クラブ
2016.07/02 (Sat)
ファイト・クラブ (1999年 監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター)
観ました。
タイトルクレジット、かっこよかった・・・。
映画が始まって中盤までは何の話なんだろう? とワケがわかりませんでした・・・。
そして物語の4分の3あたりで、そういう話かと気づきました。
(↑ これがフィンチャー特有のどんでん返し?)
まあ、ともかく、好きなタイプの映画ではありませんでした。
でも、目が離せなくて、どんどん連れて行かれる感は充分あって、
そこはさすがフィンチャー作品だな〜と思いました。
さて、どんな内容だったかというと・・・
エリート青年ジャック(エドワード・ノートン)は、自動車会社に勤務し、
全米を飛び回りながらリコールの調査をしている会社員である。
高級コンドミニアムに、おしゃれなデザイン家具、こだわりの食器、
高級ブランド衣類などを買い揃え、雑誌に出てくるような完璧な生活空間を実現させ
物質的には何不自由ない生活を送る一方で、精神的には空虚で不眠症に悩んでいた。
ある時、ガン患者の集いを紹介され、そこで人々の悲痛な告白を聞くと自然に感極まり、
これを契機に不眠症は改善した。これが癖になり、いろいろな末期ガン患者や
結核患者などの自助グループにニセの患者として通うようになる。
そのうち、同じように偽の患者を装い集まりに現れるマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)
と出会う。どう見ても不治の病を患っているように見えない彼女が、
会に参加していると気づいたことでジャックは再び不眠症が悪化してしまう。
そんな中、出張中の機内で石鹸の行商人タイラー(ブラッド・ピット)と知り合う。
その後、自宅が火事になり焼け出されたジャックはタイラーの家へ居候することになる。
タイラーは、ジャックとは正反対の性格で、ユーモアあふれる危険な男だった。
ジャックとタイラーは、ふざけ合いながらも本気の殴り合いを始めるうちに
痛みの中で生きている実感を取り戻した気になった。
そして「お互いに殴り合う」というファイトにはまっていく二人のもとに、
ファイト目当ての男たちが集いあうようになる。
そうして秘密組織 "ファイト・クラブ" が作られるが、
そのうちにタイラー主導のもと社会構造や物質至上主義・消費主義に疑問を持つ集団へと
徐々に様相を変えてゆき・・・
そして終盤で事の真実が明らかになっていくのです。
う〜ん・・・自己破壊したいという衝動を感じることは大抵の人にはあると思うので、
その究極を描きたかったのかな?というのはわかります。
で、究極の果ては自死か他者への破壊行動なんだろうな〜というのも想像がつきます。
でも、私的にはジャックは自身の物質面と精神面に大きな隔たりを感じるのであれば
職を変えるなり生活環境を変えるなり、最初に試すべき事は多くあったはずなのに、
そんな深刻な精神状態なら何故まずそっちをしなかったのかしら?
殴り合いの痛みの中でしか生きている実感を感じられないなんて、
生まれて此の方どんだけぬるま湯に浸かった人生しか送ってないんだか?と思います。
まあ、サドマゾの性癖の人間もいますし、それに病気だからと言われれば(後にわかる)
それじゃ仕方がないわね〜、と言うしかないのかしら。うーん・・・。
いつもの(予想)通り後味がスッキリしないフィンチャー作品でしたが、
本作の場合なぜ後味が悪いかはハッキリしていて、
自己破壊の願望を持ち実行に移すのはどうぞご勝手になんですけど、
他者の生命や人生まで脅かすやり方でというのが絶対受け入れられないのです。
最後に自分の中の悪に気づいて、テイラーを消滅させてよかったね、ジャック。
きっと、あなたが言った通りあなた自身の問題としては「これからはうまくいくよ」
でしょうけど、あなたが仕出かしたことの後始末はどうしてくれんのよ〜〜!!
と、生真面目なワタシは観ていて思ったわけです。
う〜ん。『セブン』『ゲーム』『ゴーン・ガール』『ベンジャミン・バトン』
そして本作『ファイト・クラブ』と観てきましたけど、
(過去には『エイリアン3』『パニック・ルーム』『ソーシャル・ネットワーク』も)
私のフィンチャー祭り☆は、一旦これにて終了かな。ちょっと、お腹いっぱい。
そろそろ違うタイプの映画を観てみたくなりました。
★★★☆☆
原題:Fight Club
