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ヘチマは懐かしい故郷の味
2020.08/20 (Thu)
「久しぶりに食べたもの」の話が続きますが・・・お盆休み中の、とある日の酒の肴がこちら。

右奥は先日も作って食べたハッセルバック茄子ですが、久しぶりの方は手前のお皿。
これは茄子の炒め物に見えるかもしれませんが、実はヘチマです。

糸瓜(ヘチマ)・・・本土の人は、昔からタワシやヘチマ水に利用するために
栽培していたのでしょうけれど、沖縄では一番の栽培目的は食用です。
ヘチマはナーベラーと呼ばれていて、沖縄ではゴーヤーと並んでとてもポピュラーな食材。
家庭菜園でもよく作られまして、実家でもちょくちょく食卓に登場していました。
味噌味の蒸し煮であるナーベラーンブシーがよく食べられますが、
完全に熟す前の、中の繊維がまだ熟していない若い実を食します。(生では食べないこと!)
まずは両端を切り落とし、ピーラーで皮を中の薄緑色が少し残るくらいまで剥きます。
種はそのまま食べられるので取り除きません。これで下ごしらえはOK。
あとはスライスして好きに調理するだけ〜。
味にクセがないので、いろんな食材と合わせて何味でも楽しめます。
今回は、豚バラ肉と玉ねぎと合わせてオイスターソース炒めにしてみました。

調理するとヘチマから水分が出てトロッとした柔らかい食感に変わります。
子どもの頃はそんなに好きというほどではなかったけれど(それはゴーヤーも同じこと)
でも、大人になった今食べてみると美味しいなぁと思える懐かしい故郷の味です。
それにしても、苦いゴーヤーが全国区になったのに
なぜヘチマが食材としてあまり認知されていないのか不思議です。
ヘチマ=タワシ のイメージが悪いのかな?
いやいや、ひょっとして火がつくのはこれから?
今日も地元野菜コーナーでヘチマが山盛り売られているのを見ましたから。
皆さんも見かけましたら是非ヘチマを試しに食べてみてください。
レシピは検索するとたくさ〜ん出てきますよ♪


《 本日のお弁当 》
ミニトマト
小ネギ入り卵焼き
豚肉と野菜の炒め物
きんぴらごぼう
人参とインゲンの肉巻き
