上海2日目(その1:コンビニと新幹線)
2018.09/05 (Wed)
上海2日目は、ツレアイの仕事先のご厚意で新幹線で杭州までガイド付きで連れて行ってくれることになった。
朝6時半に集合。ホテルの朝食は6時半からなので食べられない。
仕方がないのでホテルの目の前の全家(ファミマ)で朝食を調達することにした。

店の表も内も中国語表記が無ければ日本のコンビニと何ら変わらない。

レジ横で「おでん」まで売っている。

商品の陳列は、こんなかんじ。


中国で展開している日系コンビニ企業は3社で、
店舗数はだいたい下記のような順位らしい。
1位 易捷/2万5775/中国石化のガソリンスタンドから発展
2位 崑崙好客/1万9000/中国石油のガソリンスタンドから発展
3位 美宜佳/1万1659/広東省東莞市
4位 天福/3820/広東省東莞市
5位 紅旗/2730/四川省成都市
6位 全家/2181/日本 ファミリーマート
7位 十足之上/2003/浙江省温州市
8位 365/1700/河北省石家荘市
9位 7-11/1644/日本 セブン&アイ・ホールディングス
10位 聯華快客/1474上海
11位 唐久/1435/山西省太原市
12位 羅森/1399/日本 ローソン
温めてくれたおにぎりと冷たい牛乳がくっつかないように、
真ん中がセパレートされた袋に入れてくれた。

へぇ〜、気が利いているわね。こういうの初めて。日本でも、そぉ?
おにぎりの具はどれも変わっていて、
卵焼き風?とか魚のフレークをマヨっぽいので味付けしたものとか、そういうのだった。

それを新幹線が発着している上海虹橋駅の構内で食べた。

食べている間に、今回案内してくれるプロのガイド劉さんが
窓口へ切符を買いに行ってくれた。中国人は自動発券機で買えるのだが、
外国人は窓口のみでパスポートが必要。上海虹橋駅は国際空港並みの広さなので、
私たちはおとなしくベンチで待っていた方がガイドさんもやりやすいのだろう。

はい、これが一等席の切符。
だいたい2千円くらいかな。
そして、こちらが中国の新幹線。

350km/hで走り、窓にコインが立つ静かさだとガイドの劉さんが自慢していた。
今は第三世代の新幹線なんだって。
第一世代の新幹線は日本やドイツなどの技術協力を全面的に受けて完成し、
第二世代は海外の技術の一部を応用し、
第三世代は中国の独自開発で完成させたとも言っていた。
う〜む、でもねぇ、日本の新幹線の技術を応用して速い高速鉄道列車を作ったのに
「自主開発」と称して独占し国際特許出願したり、海外へ輸出しているという話も
聞いているんだけど・・・? とは、劉さんには訊けなかったわ。ははは。
さて、その “最高に素晴らしい新幹線” は上海から杭州まで159kmを50分で運行する。

ツレアイは、事故ったらどうしようと心配して
上海へ向かう前から「乗りたくねぇな〜」と、ずっと言っていた。
まあ、気持ちも分からんではない。
2011年7月に中国で高速鉄道の衝突事故が発生して多数の死傷者が出た。
車両の内部には生存者がいるかも知れず、
遺体や遺留品も残されている可能性があったにもかかわらず、
当局がすぐに事故車両を地中に埋めるという処理を行い、
世界を驚かせたのもまだ記憶に新しいからね。
そういうわけで、なかば命がけで乗った(笑)

車両内は綺麗で、近くの中国人の大きな話し声さえ無ければ非常に快適。
無料の飲み物とお菓子まで配られた。

水か柚子茶が選べて、お菓子の詰め合わせも美味しかった。
箱の中身はこんなかんじ。

斯くして、無事に事故ることなく杭州に到着。
杭州ワンデイトリップの続きは、また後日。

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